山田六郎 weblog

大阪名物くいだおれ創業者山田六郎の孫にして同姓同名である、経営/観光/広報コンサルタント山田六郎が実名で執筆する有責任ブログ
経営学や観光振興についての諸問題が一応テーマですが、身辺雑記、論理的哲学的思考からみた世の中の矛盾についても書いてます。
皮肉と毒舌は個性ということで、ご勘弁を。
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堺の見所・・・線香屋さん

2009/03/16 月 | 研究 > 観光学

堺は中世の昔から外国にひらいた貿易港でした。
そのため外国から珍しい文物がたくさん入ってきて、それによる産業も盛んでした。
その中のひとつが線香。
外国からの珍しく貴重な香木が加工され、香道に、お茶にと珍重されていました。

今回お邪魔したのが、薫主堂さん。創業明治20年ですが、建物は江戸時代のもの、NHKで与謝野晶子のドラマを撮るときにロケにも使われました。
薫主堂1

お店の中からは良い香りが漂ってきます。
薫主堂2
すべて手作りです。写真のぎりぎり右上に見える匂い袋はちりめん製の奥様の手作りでひとつつくるのに30分かかるそうです。
アロマテラピーにも良いようで、ひとつ800円と大変リーズナブル。ですから団体でお客が来るとあっというまに売り切れます。

今回はありがたいことに、工房にお邪魔させていただきました。
作業されておられるのは、伝統工芸士でもある北村欣三郎氏です。
薫主堂3
この作業は機械から出した細長い、まだぬれてやわらかい線香を板にのせ、長さを整えているところです。
貴重な香木をふんだんに使った原料ですから無駄にできません。
切れ端も集めて再度機械にいれて使います。
近年は香木、特に白檀がサブプライム前のWTIの如く高騰しているとのこと。
薫主堂4
これが、機械で細長く原料を押し出すところ。
香木と、つなぎもまた木材で天然成分100%です。
漢方薬とも通じる原料なので食べても大丈夫。

線香などは、特に中華圏のお客様に喜ばれる要素があるので、インバウンドを担当される方は是非コースに組み入れておくべきでしょう。
懐石にせよ、和菓子にせよ、線香にせよ、本当に良いものをリーズナブルに買えるのは、京都ではなくて、大阪であり、堺であります。
イメージや知名度に高いお金を費やすのも、真実を知れば馬鹿馬鹿しくなります。
実際に線香などでも最高の品質のものが京都で買う半額以下で求められます。

近所には鉄砲屋敷もある地域、ここは個人の所有なので非公開
鉄砲屋敷
鉄砲屋敷+
author : 山田六郎 | comments (2) | trackbacks (0)

Comment

げるげる | 2009/03/17 10:25
いいものが日の目を浴びる事は素晴らしいですね

個人的には塗香が好きですね
(*^^)v
山田六郎 | 2009/03/17 18:26
げるげるさん ありがとうございました。

塗香も売ってますよ。
塗香はいつも読経のときに使います。これもいろいろ作法があって、それは学校で習いました。








 


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