山田六郎 weblog

大阪名物くいだおれ創業者山田六郎の孫にして同姓同名である、経営/観光/広報コンサルタント山田六郎が実名で執筆する有責任ブログ
経営学や観光振興についての諸問題が一応テーマですが、身辺雑記、論理的哲学的思考からみた世の中の矛盾についても書いてます。
皮肉と毒舌は個性ということで、ご勘弁を。
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2010/03/22 月 | 研究 > 観光学 > 観光振興のAtoZ

では、観光振興のため、発信するプレスリリースについて述べたいと思う。

プレスリリースについては、ひとりよがりにならず、他との違いを鮮明にしてそこだけしかないものを強調するのがポイント。
一番わかりやすいのは、世界初とか、日本一とかそういう類のもの。
時流や社会情勢にとって問題となっているトピックに関連するもの。
だからこそ?PRプランナーの二次試験には時事問題も出るのだ。
ストーリーがたやすくイメージできて、それが読者や視聴者に受けるだろうなという連想ができるように構成する。

こちらからは一枚だが、向うは一日に何十、何百というリリースを受け取っている。その中で目を引き興味を持ってもらうためにはコツがいる。だから企業はそういったノウハウをもつPRの専門家と高いギャラで契約するのだ。
観光振興はまだ行政感覚が残っていて、黙っていても向こうから取材に来て当たり前という殿様気分が抜けない団体もまだまだ多い。
だからいつも私とギャラの話をしてその値段が予想外に高いと驚かれる、しかしパブリシティに乗れば広告掲載に費やすだろう費用の何十分の一かで同じ効果を引き出すことができる。
そして取材を受けた場合の対応についても適切な指導をうけて後までつなげることができる。
高いようで結局結局お得なのだが目先の予算の関係で断念されるケースが多い。

リリースについては、見出しを工夫するのが大切。
見出しと最初のリードで読む人に記事になったイメージを具体的に浮かんでくるのが理想的だ。そのためには写真も必要。

そして、別の経営学のエントリーでも書いた、おや?へー!なるほど!!のストーリーを用意する。
おや? と目につくキャッチコピー
これは記事にそのまま使えるような感じで作るとよい。だから常日頃新聞などは良く読んで、新聞特有の短くインパクトあるお約束事も多い見出しの作り方をパターンとして覚えることが大切。

へー! と新規性のある内容
恒例の行事であっても、現代風の味付けや切り口で見せ方を工夫する。
あまりにも有名な話題については、それに隠されたしられざる一面や、裏や中で頑張っている人の物語、最近変わってきたこと、そういった話を世相にからめて訴える。

なるほど!!
5W1Hとストーリーがつながって、意外性にもまた、必然があるというところ。疑問のままにしておかない。
おおよその起承転結をイメージできるように、行事などやるだけではなくその意味づけ、今後の展望、それによってどのような効果や波及効果を及ぼし、どれだけの人がハッピーになれるのか。そういったところを事件報道ではないのだから楽しく明るく示すこと。

簡単な写真と文章だけでA4一枚に集約するのだから、イメージや規模の感覚がわかりやすい諸データをいれるのが親切というものだ。
それは取材したときの写真写りのおおまかな参考にもなる。

そして、最後には取材を受ける担当者を必ず個人名まで記載する。
そして、その個人の名前できちんと取材が受けられるように、24時間体制で最後まで対応するのだ。
だから、取材先は現場地図のみならず、事務所の所在地、電話、FAX、URLはもちろんのこと、個人で連絡がとれる携帯電話までいれておくべきである。
ちょっとでも興味をもってくれれば、A4では舌足らずなところも聞いてくれるのでその取材に備えて、詳しく細かい想定問答集も考えて、できれば作っておくことが望ましい。

そこまでやっても、どこまでやっても、常に完璧などない世界だ。
パターンもなにもなく、案件毎に一から頭をひねり、全体のストーリーをクライアントの戦略と合致させながらすすめていく。
だからこそ、リリースの一枚には、伝えたい内容を如何に短く、濃く、かつ楽しく盛り込むか、何を削いで何を加えるのか、何度も推敲することが必要。プロでもこの一枚に一日かけることも珍しくない。

だからこそ、プレスリリースとその後取材の担当は、思い切ってプロを起用するなり、それなりの講習を受けさせてかつ経験をつませるなりが必要である。
author : 山田六郎 | comments (0) | trackbacks (0)

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