山田六郎 weblog

大阪名物くいだおれ創業者山田六郎の孫にして同姓同名である、経営/観光/広報コンサルタント山田六郎が実名で執筆する有責任ブログ
経営学や観光振興についての諸問題が一応テーマですが、身辺雑記、論理的哲学的思考からみた世の中の矛盾についても書いてます。
皮肉と毒舌は個性ということで、ご勘弁を。
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観光振興のY Your Majesty

2010/06/07 月 | 研究 > 観光学 > 観光振興のAtoZ

最後あたりに究極の裏技。
日本でしか通用しない技。
畏れおおいが永遠に郷土の誇りとなる技。
それは今上陛下に行幸いただくという末代までの誉れ。

確かに、行幸となればハードルが高い。
仮にも大地震でもきて地域が壊滅すれば、仮設住宅や避難所にお御足運びいただけるだろうが、それじゃ観光振興どころじゃないし本末転倒。

でも、皇室の権威を利用して観光振興を有利に動かしているところなど、気づかぬだけで意外と多い。

京都など街全体がそうであるといえる。
東京だってそうかもしれない、皇室御用達は制度としてはないけれど、いまだに金看板でブランド確立の根拠となっている。
行幸が難しいとしても、献上品として地元の特産物を献上するのはかなりハードルは低い。

あまり知られていないことだが、宮内庁は献上品を原則拒否しない。
勿論、それらを陛下が以後愛用していただけるかどうかはわからないが、粗末なものではない、それぞれにとって最上級品を献上するのだから、他に対抗するものがなければ実際にお召しになられる可能性は高い。

実際、越前かには皇室ご献上ということだが、越前などここまで有名になるまで松葉蟹の本番はなんといっても山陰、但馬や島根県であったはず、これを覆したのは皇室ご献上という名誉だ。

丹後ジャージー牧場、ミルク工房そら のアイスクリームはおいしい。
私も久美浜に行くと必ず家族が食べたいと所望するので寄っては食べる。
こことて、両陛下が兵庫県の植樹祭で出石にお出ましになられたときに、朝食の牛乳を献上したという誉れに預かっている。
確かに美味しいが、ジャージー牛を飼って旨い牛乳にこだわっているのも周辺ではここぐらいしか心当たりはない。

このように、地域で一番のものを常に生産し販売していれば、いつかはこのような栄誉に浴するチャンスは回ってくる。
そのためにも普段から正直誠実な商売を心掛けることが必要であろう。

ジャンクでもB級グルメでさえも、そのチャンスはある。
たこ焼きですら皇室御献上のブランドが存在する。
かの冷凍たこ焼きのパイオニア、元祖たこ昌だ。
これまたJのJCでの縁がきっかけとなった。
実は大阪天満宮の宮司もJCメンバーだった。
ある日皇太子殿下が天満宮で見たたこ焼きに、これはなに? と質問された。たこ焼きをご存じなかった情報を仕入れた山路社長(現会長)がすかさず冷凍たこ焼きを献上したのであった。
それ以後、たこ昌の店頭には必ず御献上品との白木の看板が掲げられるようになりましたとさ、めでたしめでたし。

ところで日本の皇室は、ギネスブックにも掲載されている世界最古の王室であり、それを讃える歌詞の国歌もまた、世界最短の国歌。
世界に誇れる日本の宝の中の宝が皇室の存在だ。

世界をほぼ制覇するアメリカの大統領が、直々に空港へ迎えに行くのはバチカンの法王、英国女王、そして日本の天皇陛下だけ。
戦争に勝った相手なのに、ここまでの態度を取らせる輝かしい存在。

今年の皇紀は2670年。とはいえ1940年を2600年とするためにいろいろ無理はあったし、実際神武天皇の神代のあたりは一年に二回歳をとるカウントをしていたようなので(バリ島では今も盆と正月の年二回が正月だそうだ)実際2600年も歴史はないだろうが、少なくとも15代応神天皇(仁徳天皇の父君)以降は実在していることが確認されている。それとて約1700年だ。
中国四千年とか言っていても王朝が交代してそれぞれが断絶しているので今の中国の実際の歴史は言ってみても60年たらず。しかも文革で大きく断絶している。

この間ずっと一系の天皇家が君臨しているわが国の歴史を含め、
観光振興は地元の歴史や文化を大切にするのが基本なのだから、国全体の歴史や文化の象徴たる皇室について、観光振興に携わる人間はもっと興味や関心を持ち、敬い奉る必要がある。
昨今日教組やらの影響にある学校教育のみでは、そういうことはなかなか若い世代から順番に消えていく、これらは憂慮すべき現象である。
author : 山田六郎 | comments (0) | trackbacks (0)

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