山田六郎 weblog

大阪名物くいだおれ創業者山田六郎の孫にして同姓同名である、経営/観光/広報コンサルタント山田六郎が実名で執筆する有責任ブログ
経営学や観光振興についての諸問題が一応テーマですが、身辺雑記、論理的哲学的思考からみた世の中の矛盾についても書いてます。
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観光振興のZ Zodiac

2010/09/09 木 | 研究 > 観光学 > 観光振興のAtoZ

観光振興AtoZシリーズ、終わるのが寂しくてずっと書けなかったのですが、とうとう最後を書く決心となりました。
とりあえず、再度別のキーワードでAtoZからいろはにほへととかやっていく所存です。

最後に出したZはZealにして熱心なファンをつけましょうという話にと思いましたがそれは月並なので、辞書を繰ってさがすとでていました。Zodiacです。

Zodiacとは黄道帯のことで、12星座が配置されている天体の想像上の帯です。勿論星座といっても地球からみての動きだけ考慮され、人類が勝手に想像してきめつけたものですから、そこにはなんの意味もありません。

とはいえ、そこに観光振興のキーワードが散りばめられています。
ひとつは、面で提供する複数の観光資源という意味、もうひとつは占いというキーワードです。
観光地は、点で集客を計るよりも、面全体、地域全体で観光資源を有するほうが有利なのは言うまでもありません。
面で資源をちりばめたら、リピーターに複数の体験をしてもらえ、何度も来てもらえるという原動力になります、またひとつだけの資源に頼ってそれがダメになったら全部沈没というリスクを分散するという効果もあります。

同じテーマや切り口で定番の何種類かを取り揃える。
その数は3とか7とかの奇数が一般的、所謂三大なんとか、七福めぐりとか、3については集めやすいけれどすぐに網羅できてします。
3についてはどちらかというと観光地同士が提携してそれぞれ一日かかるところを周遊もらうイメージでしょうか。

7については、七福神にあやかってのお寺巡りが食傷気味ながらも根強くあちこちで設定しています。
このような企画は別にあちこちにあるから陳腐だからと敬遠されることはありません。とりあえず回ってみようという動機付けにもなります。
そうなれば7という数字は観光資源という切り口では実に都合が良い。
一件30分、前後の移動に10分、これで40分×7+10分で約5時間。
その中で一時間の昼食時間をとれば6時間、ちょうど午前と午後での日帰りコースが設定できてしまいます。

あと、東映スーパー戦隊シリーズのチームメンバーの数である5、戦隊シリーズも30作品を超えて、もはや親子孫まで知っている世代を超えた定番のデザイン。
人間が一瞬にしてその数を認識できるのは5まで、また歌舞伎の白波五人男から本来着想を得た伝統的なチーム編成。ドリフターズも5人、SMAPも6人から5人になってからより活躍の幅が増えました。

9は苦につながりますし全出の理由で多すぎます。せいぜい野球のチームになぞらえるぐらいでしょうか。
ただし、9はひと桁の中で最大の老数であり、麻雀も牌の数字の数は9、「久」と発音が同じで中国人には受けるかもしれません。
中国人といえば、8も広東語で「發」つまりお金を儲けることにつながり縁起がいい。
麻雀の白發中は、なにもないゼロのところから金儲けして大成功することをイメージしているらしいです。

zodiacの12、これは星座でもできるし、干支でもできます。
本来12だって多すぎます。
モーニング娘。だって私のようにあまり個々のメンバーに関心が無い人には全部覚えられない。だけど十二支になぞらえて、また星座にも一年における月の数にもなぞらえて、あれこれこじつけるのにはちょうど良い数でもあります。
7で述べた一日コースのほぼ二倍、ですからちょっとこじつけっぽいですが、宿泊の需要だって生まれます。じっくりその土地に滞在して歩き回ってみるにも、それなりのきっかけが必要です。それを満たすことがこれでできます。

で、これ以上になると、もう33箇所めぐりとか88箇所の巡礼とか、はたまたアルファベット3文字+48のアイドルグループとかもうかなり気合の入った客層に限定される企画となってしまいます。

以上、やはりなんとか覚えてもらいやすく、かつ最大の数となれば12が限界ということに結論づけられます。

次に占いの話。
これはもう、干支だったり星座だったり、ということで占いに結びつけそれぞれで日替わりで占いにからめたイベントを行うことができます。
本来の星占いはおおまかな星座12通りに加えて日や時間でもっと精緻に占うもので世の中何億人といるのに12通りの運命などあるわけでもない。
なのに、ワイドショーや雑誌では貴重な時間や紙面を割いてその日や月の運勢を星座占いでもって提供しています。
私には理解できないのですが、特に女性にとってはあれこれ気になるようです。
観光地などでも昨今は女性が行き先をきめたり主導権を握ったり、女性グループがトレンドの先端を行ったり、とかく女性の気持ちを掴むことが大切とされています。
メディアに取り上げられるためにも、女性受けする要素は観光資源開発に不可欠であると言えます。
author : 山田六郎 | comments (0) | trackbacks (0)

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