山田六郎 weblog

大阪名物くいだおれ幻の三代目にして経営/観光/広報コンサルタント山田六郎が実名で執筆する有責任ブログ
経営学や観光振興についての諸問題が一応テーマですが、身辺雑記、論理的哲学的思考からみた世の中の矛盾についても書いてます。
なお、なぜか自分のブログに自分がコメントできません、折角コメントくれた皆さんごめんなさい、でもきちんと読んでますからご安心を。
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観光振興の企画書とは

2010/01/18 月 | 研究 > 観光学

H2Oのその中でも補助金の闇は深い

そもそも、補助金を取れる、通りやすい企画書と、お客を呼べる実用になる企画書とは違う。
通すことがまずありきであり、仮定に想定を重ねた代物を、他所の事例で上手にそれらしくする。まるでサブプライムローン。
MBSをあつめてCDSにして、それをまた複雑にして、わけわかんない。役所が喜ぶ分厚い企画書もまた同様。

実のところ分厚いそれらしき書類など実は誰も見ないし読んでほしくないからわざと分厚く作る。集客の役になどたたない。
無駄な作成作業の成果は高価な見積りとなって、補助金がそれに消えていく。
真の本物はA4一枚だ。その一枚にアイディアやコンセプトが詰まっている。
きちんと凝縮されているから、誰が見てもコンセプトや思想がわかりやすい。
偉そうな議員先生や御用学者だけが読むのではない、中学校しかでていない老人でも、理解できるものが本物だ。だけどそうやって一枚に凝縮することは却ってむずかしい。荒削りのそしりを受けるやもしれない。だけどすべてはあるべきゴールへのビジョンと問題意識から始まり、それ以外からは何も生まれない。
それを元に、あとは地域の人みんなが参画し、みんなで考えて肉付けする。動いてみないと分からないことがたくさんある、妙な利害もあるし、企画者が知らなかった観光資源がみつかるかもしれない、学者が資料を集めるよりも効果的かもしれない。
それらの望みや困難の想定できない可能性も多々あるのに、最初にベストな案を書けるというのは私にとっては信じられない。

関係者を納得させるためのアリバイ企画書など、観光振興には実のところまったく無駄なエネルギー、そんなもの作る暇あったらその分地域を歩き地域の人と話し合うべきなのだが、想定での提案ベースで完成形としての書類にするから実態を反映しない、でも書類で立派なものに作り上げないとゴーサインが出ない補助金がおりない。企画自体通らず補助金が降りないから先に進まないという本末転倒が現実だ。
author : 山田六郎 | comments (0) | trackbacks (0)

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